8月17日午後、なか区民活動センターで、テレワークマネジメント講座と題して、テレワークの管理ツールとしていかせそうな、salesforce CRMの入門講座が行われた。講座には22名が参加。講師はわれらがI Loveつづきのメンバー、熊井さん。
まず、salesforce CRMがクラウド型だということから、クラウドってなに?という解説から始まりました。クラウドとは英語で、雲という単語ですが、インターネットと通してサーバーが提供するサービスを利用するコンピューティングの形態のこと。
私たちも知らない間に「クラウド」のサービスをつかっている。
たとえば、グーグルマップなどもそうです。ひと昔前は、地図をCDで買ってきてパソコンに入れて、その中で検索して、情報を得ていたと思う。それだと、何年か前に買った地図はもう古くて使えなかったりする。でも今はグーグルマップのサイトにアクセスして、最新の情報を得ることができる。普通に使っているクラウドのサービスだ。他にもGメールやYOU-TUBEなども同じ。
次に、salesforce CRMのCRMとはなにか?
Customer Relationship Managementの略だ。直訳すると「顧客関係管理」。「顧客管理」と訳すことが多く、顧客データベースに基づいて、顧客との長期的な関係を築く経営(マーケティング)手法のこと、だそう。
クラウド型を利用するよい点は、必要なサービスを、必要なユーザー数、必要な期間だけ利用できる。Webブラウザとインターネット接続があればよいので、アクセスさえできればどこででも仕事が可能なことだ。心配されるセキュリティの問題も、salesforce CRMはクリアしているからこそ、金融機関や保険会社、郵便局なども利用しており、信頼性が高そうだ。
またこのsalesforce CRMをつくっているSalesforce.comという会社は、社会貢献を掲げており、NPOには10エディションを無料で提供してくれるという。グーグルアプスとの相性もよいので、つかいやすそうだ。
salesforce CRMのオンライントレーニングをやってみることができる。SalesforceCRM基礎は、55分かかる。下記から。
http://www.salesforce.com/jp/services-training/education-services/online-training/
Developer Editionサインアップも2ユーザーではあるが、無料無期限で使用できる。
https://www.developerforce.com/events/regular/registration.php?lang=ja
–2ユーザーまで、DB容量2MB
–Enterprise Editionと同等の機能
–無料・無期限に使用可能
ただし、Developer Editionサインアップしたとたん、営業から電話がかかってくる可能性が高いので、正直な用途をいおう。びっくりしないように、とのこと。
そのほか、具体的なページをネット上で動かしながら、細かい機能についてレクチャーがあった。
これからテレワークの業務管理やテレワーカーさん管理に実際に使っていきながら、いろいろな機能を試していきたいと思う。
来週はじめには、講座の様子が編集され、アップされる予定なので、お楽しみに。
こちらでもアップされたらお知らせします。